「儲け」のメカニズム

コスト削減のわけを知る!会議室は無駄か否か

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「儲け」のメカニズム

会社の中で使われる言葉は複雑です。

 

例えば、売り上げと利益。
この2つは、似ているようで全然違う意味を持っています。

 

売上とはその名の通り、品物がどれだけ売れたかを示しています。

 

一方利益とは、売り上げの中でどれだけ儲けられるかという数値を表すのです。

 

1個100円で仕入れた梨を120円で販売したとしましょう。
300個売れれば、売り上げは36,000円です。
しかし、その販売を外部に委託したために、
そこから2万円手数料を取られてしまいました。

 

この流れに沿って利益を算出してみましょう。

 

売上である36,000円から仕入れ額30,000円を引いて6,000円。
さらに、そこから手数料20,000円を引くと14,000円のマイナスです。
極端な例でしたが、売り上げイコール利益という概念はもう無くなりましたよね。

 

もっと話を進めると、売り上げから如何にマイナス分を少なくするかが、
利益に直結するという法則も見えてきたのではないでしょうか?

 

今回の例に出てきた手数料や仕入れ価格は、一般にコストと呼ばれます。
つまり、売り上げからコストを引いたものが利益となるのです。
会社内でコストカットが声高に叫ばれるのは、少しでも利益を上げたいからです。

 

売り上げそのものを上昇させるのは、至難の業といえます。
なぜなら、売り上げを大きく左右する販売個数や単価は、簡単に変更できないからです。
商品の価格は、他の企業との兼ね合いや消費者の動向を注視して決められています。
利益を上げたいからといって他店よりも100円値上げしたら、消費者はすぐに離れていきます。

 

安く見せる方法として用いられるのは「端数価格政策」です。
298円と302円。
実際は4円しか差が無いのに、前者の方が断然安く見えますよね。
こうした小さな努力で、企業は売り上げを伸ばそうとしているのです。